MacでメールやメッセージをAIのToDoリストに変える
タスクの手入力は不要です。AIがメール、Teams、WhatsAppを読み、約束を抽出してリマインダー、To Do、Todoist、OmniFocusにタスクを作成します。ローカル動作。
LMCP は Apple Mail に追加したすべてのアカウント(iCloud、Gmail、IMAP、Exchange)で動作し、選んだアカウント内で検索や返信ができます。
LMCPはデバイス上でローカルツールを実行します。クラウドAIプロバイダーや接続済みサービスに、依頼に必要なデータが送られる場合があり、それぞれの利用規約が適用されます。
リストに載らないまま忘れられるタスク
メールの「木曜に送ります」、Teamsの「これを確認してもらえますか」、WhatsAppでの見積もり依頼。抜け落ちるのは、会話から出ないタスクです。返信の途中で約束をリマインダーへ転記する人は少なく、金曜には義務の半分が受信箱と複数のチャットに散らばっています。
これらのアプリを読めるAIアシスタントは、実際のスレッドをたどり、誰が何をいつまでに求めたかを理解し、送信者と期限を結び付けます。このガイドでは、それを5分の習慣にする設定と正確なプロンプトを紹介します。
必要なもの
- Mail.appを設定済みのmacOS 13 (Ventura)以降 — Apple SiliconまたはIntel
- タスクアプリ — Appleリマインダーは設定不要。Microsoft To Do、Todoist、OmniFocusにも対応
- MCP対応AIクライアント — Claude Desktop、ChatGPT、Cursor、VS Codeなど
MailとリマインダーにAPIキーやOAuthトークンは不要です。LMCPはmacOSネイティブAPIを使います。クラウドサービスのTodoistだけは、初回にAPIトークンが必要です。
ステップ1:MacにLMCPをインストール
LMCPをダウンロードしてインストールします。
- ダウンロードフォルダの
LMCP-Installer.pkgを開く 続いて、インストールアシスタントの案内に従います。 - インストーラーに従うと、Local MCPがアプリケーションに入る
- アプリケーションからLocal MCPを開く。メニューバーに表示される
約30秒で完了し、AIクライアントは自動設定されます。
初回利用時、macOSからMailとリマインダーへのアクセス許可を求められます。両方を「許可」してください。リマインダーの許可がないと、AIは約束を読めてもタスクを作れません。
ステップ2:AIクライアントを再起動
AIクライアントを完全に終了し(ウインドウを閉じるだけでなくCmd+Q)、再度開きます。これで新しいMCPサーバーを検出できます。
- Claude Desktop — チャット入力欄のハンマーアイコンを確認
- Cursor / VS Code — MCPツールはcomposerまたはCopilot設定に自動表示
- ChatGPT —
https://www.local-mcp.com/mcpをカスタムコネクタとして追加
ステップ3:受信箱からタスクリストへのワークフロー
最初の数回は次の4つをそのままコピーし、自分の受信箱での読み取り方が分かったら調整してください。仕事の一週間の大半をカバーできます。
朝の仕分け:やるべきことを一つのリストに
過去3日間のメールとTeams、WhatsAppのメッセージを確認してください。私がした約束と、相手が私の対応を待っている依頼をすべて抽出してください。各項目に推奨期限を付けたリストを表示し、私が確認したらリマインダーに作成してください。
AIは3つの情報源を一度に読み、送信者別にまとめ、承認を待ちます。リマインダーが一件でも作られる前に全体を確認できます。
長いスレッドからアクション項目を抽出
[顧客または同僚の名前]とのメールスレッドを最初から最後まで読んでください。私が相手にまだ行うことと、相手からの返答を待っていることを含む全アクション項目を列挙し、私の未完了項目を期限付きでリマインダーに追加してください。
2週間で40件の返信があり、元の依頼が6通目あたりに埋もれたスレッドに便利です。
締切を日付付きリマインダーに
過去2週間の受信箱から、締切への言及または「[日付]までに」という内容を検索してください。それぞれについて実際の締切の前日を期限とするリマインダーを作成し、すでに期限切れのものを教えてください。
1日前にするのは意図的です。実際の締切当日ではなく、まだ修正できる日に遅れを把握できます。
金曜の締め
未完了のリマインダーを今週のメールとTeamsメッセージと照合してください。会話ですでに解決したものを完了にし、今週約束したのにリストに入らなかったものを列挙してください。
この手順がリストの信頼性を保ちます。増えるだけのリストは信用されなくなり、やがて確認されなくなります。
安定した抽出結果を得る
4つのプロンプトはそのまま使えますが、次の3つの習慣で信頼性が上がります。
- 期間を指定する。「過去3日間」や「今週」と境界を与えます。無制限だと古すぎる情報まで見るか、直近だけで止まります。
- 書き込む前に一覧を求める。「確認したら」は意図的です。10件の候補の確認は20秒で済み、誤分類がタスクになる前に防げます。
- 抽出前に締め処理を再実行する。古いリマインダーを減らし、翌週の重複候補を防ぎます。
AppleリマインダーかMicrosoft To Doか:タスクの保存先
LMCPはリマインダー、Microsoft To Do、Todoist、OmniFocusにタスクを作成できますが、それぞれ向く環境が違います。
- Appleリマインダー — 標準の選択。直接書き込み、アカウント不要、オフライン対応で表示も速い。他のタスク管理を常用していなければこれを選びます。
- Microsoft To Do — LMCPはTo Do APIを直接使いません。リマインダーに作成し、システム設定 → インターネットアカウントで接続したMicrosoftアカウントがTo Doへ同期します。OutlookとTo Doを使うチーム向けです。
- Todoist — 初回APIトークンで別途接続。すでにプロジェクト、ラベル、フィルターを使っている場合に適します。
- OmniFocus — アプリのインストール後に動作し、フォルダ、プロジェクト、タグを使うGTDに適します。
迷う場合はリマインダーから始めてください。設定不要で、後からTo Doへ移っても既存タスクは同期され続けます。
AI、手作業、Mailルールの比較
乱雑な受信箱からタスクを抽出する3つの方法を率直に比較します。
| 方法 | 実際に見つけるもの | 現実的な限界 |
|---|---|---|
| AI + LMCP | メール、Teams、WhatsAppにまたがる自然言語の暗黙の約束と期限 | その時点で接続中のアカウントのみ。作成前に一覧を1分ほど確認する必要がある |
| 手作業 | 自分が気付き、転記するもの。実行すれば通常は正確 | 1メッセージごとに時間がかかり、アプリをまたぐ約束から忘れられる |
| Mail.appのルールとフィルター | 送信者、件名、キーワードの一致。即時、決定的 | 意味ではなくパターンしか見ず、TeamsやWhatsAppには届かない |
ルールはメール整理には便利ですが意図は読めません。手作業は量が少ない間だけ有効で、AIなら転記作業なしに拡張できます。
ローカルツールとデータ境界
- LMCPはMac上のローカルサーバーとして動き、macOSネイティブAPIでMail.appとリマインダーを操作します
- クラウドAIプロバイダーや接続済みサービスに依頼データが送られる場合があり、各規約が適用されます
- LMCPはメールやメッセージ内容を保存、キャッシュ、記録しません
- プレビューと確認はツール、プラットフォーム、AIクライアントにより異なります。実際の呼び出しを許可する前に要件と操作を確認してください
LMCPはデバイス上でローカルツールを実行します。クラウドAIプロバイダーや接続済みサービスに、依頼に必要なデータが送られる場合があり、それぞれの利用規約が適用されます。ローカル実行だけでGDPRやCCPAへの準拠が成立するわけではありません。許可するデータ、AIプロバイダー、接続サービス、組織要件を評価してください。
トラブルシューティング
長いスレッドに埋もれた約束をAIが見逃した
全体を一度に検索させず、名前や送信者でスレッドを指定します。「SarahとのQ3契約のスレッドをすべて読む」と伝えれば各メッセージを確認します。
リマインダーには入るがMicrosoft To Doに表示されない
同期はLMCPではなくMicrosoftアカウントが行います。システム設定 > インターネットアカウントでMicrosoftまたはExchangeアカウントを追加し、リマインダーが有効か確認します。
TodoistまたはOmniFocusツールが表示されない
TodoistはAPIトークンによる初回接続が必要です。OmniFocusはアプリ自体をインストールして起動する必要があります。
アクセス拒否エラー
システム設定 > プライバシーとセキュリティ > オートメーションでLMCPにMailとリマインダーへのアクセスを許可します。表示されなければLMCPをダウンロードして再インストールしてください。
同じタスクが2回作成される
締め処理を挟まず、重なる期間で2回抽出した可能性があります。「一致する既存リマインダーがあればスキップ」と指示するか、先に金曜の締めを実行します。
LMCPでほかにできること
会話をタスクにするのは多数あるワークフローの一つです。同じインストールでカレンダー、連絡先、メモ、OneDriveなどの201+個のツールを使えます。Claudeでメールを扱う、ClaudeとOmniFocus、ガイド一覧も参照してください。
よくある質問
AIは約束と普通の会話を本当に区別できますか?
はい。キーワードではなく実際の文を読みます。「木曜に送ります」と「ありがとう、助かります」は言語モデルには大きく異なります。
メール、Teams、WhatsAppを同時に処理できますか?
はい。各アプリへの権限があれば1つのプロンプトで可能です。1つの情報源だけに限定することもできます。
リマインダーとMicrosoft To Doのどちらを使うべきですか?
設定なしで直接書き込むならリマインダー。チームがOutlookを使うなら、接続したMicrosoftアカウント経由で同期するTo Doが適します。
メールやチャット内容はどこかへアップロードされますか?
LMCPはデバイス上でローカルツールを実行します。クラウドAIプロバイダーや接続済みサービスに依頼データが送られる場合があり、それぞれの規約が適用されます。
会話で解決済みになったタスクを完了にできますか?
はい。金曜の締めプロンプトが未完了リマインダーを今週のメッセージと照合し、処理済みを完了にします。
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